3階南病棟(療養病棟)では多くの患者さんが食事介助を必要としますが、介護助手の方が食事介助を行う機会が多い状況です。
そこで、全てのスタッフが安全に食事介助を行えるように、食事介助のプロである言語聴覚士(ST)の高城さん(福岡徳洲会病院)に勉強会を依頼しました。
ポジショニングから、介助時の注意点などを細かく教えていただきました。
例えば全粥とペースト状のおかずを混ぜると全粥のトロミが分離してしまい、誤嚥のリスクが上がるそうです。食直前に混ぜて口に運ぶことを学びました。
普段やりがちな食事介助にも、実はリスクが潜んでいたことを知り、多くの学びを得ることができました。
患者さんがより安全・安楽に入院生活をおくれるように、今後も勉強会を企画・開催し、看護師・介護助手含め切磋琢磨していきたいと思います。

3階南病棟 看護部 玉江 亜梨沙