徳之島徳洲会病院 新納院長

徳之島徳洲会病院 新納院長

2022年7月1日に徳之島徳洲会病院・院長に着任いたしました新納直久と申します。沖永良部島知名町出身です。私は12歳の時に祖父に勧められて知名小学校の体育館で徳田虎雄名誉理事長の講演を拝聴し医者になる決意をしました。医学生の頃沖永良部に帰省した際に直接お会いする機会があり「医者たるもの」を説いていただいたにも関わらず徳洲会とはご縁がありませんでした。それが2014年4月「子宝の島・徳之島」から常勤の産婦人科医が不在となるとのお話を伺い、今しかない!と微力ながら奄美群島の医療のお手伝いができればとの思いで徳之島徳洲会病院に入職し現在に至ります。この度、前任の東上震一理事長からバトンを引き継ぐことになりその重責に身の引き締まる思いです。

さて、徳之島徳洲会病院は2025年に新築移転する予定です。徳之島徳洲会病院に勤務する常勤医師はわずか数名です。精一杯頑張ってはおりますがやはり本土の病院と比較すると体制が整っているとは言い難い状況です。現在当院は徳洲会グループ内外から医師や看護師、薬剤師、検査技師などの多職種の応援を頂いて日々の業務をこなしています。今後はさらに「医療格差」とも言われる状況を改善するために島内の病院、クリニックとも協力しながら島民の皆様によりよい医療を提供できるように努力してまいる所存です。それには何より島民の皆様のご理解ご協力が不可欠です。何卒よろしくお願いいたします。

徳之島徳洲会病院は全職員の力を結集して島の医療を守って参ります。島民の皆様には徳之島徳洲会病院を応援して下さいますようよろしくお願い申し上げます。

2022年7月 新納直久