徳之島徳洲会病院

〒891-7101 鹿児島県大島郡徳之島町亀津7588

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診療科・部門案内

薬局

薬局長のご挨拶

安心、安全な質の高い医療の提供をめざして
薬局長

薬局長

私たち薬剤師は医療チームの一員としてお薬を通じてより良い医療の提供や患者様からのお問い合わせに対しても日々対応し、安心して医療を受けていただくよう努めております。

薬剤部では主に外来患者様へのお薬の調剤や服薬指導、入院患者様のすべての薬物治療に対する病棟薬剤師業務、透析患者様への外来の院内調剤業務と腎機能に合わせた薬剤の適切な管理、抗がん剤や高カロリー輸液の無菌調整、薬剤情報管理業務、感染管理、医療安全管理などさまざまな仕事をしております。

当院では、医師が処方したお薬を院内で調剤し、患者様にお渡ししております。
当院の薬剤部は、薬剤師5名と調剤助手3名の体制で日常業務を行なっております。

入院患者様のすべての薬物治療に対する病棟薬剤師業務、患者様の視点に立ち、安全で適切な薬剤による治療ができるようにスタッフ一丸となり日々励んでおります。当院で治療される患者様は、薬のことでご相談がありましたらご遠慮なくお申し付けください。薬剤部のスタッフが全力でサポートいたします。

薬局職員

業務内容

調剤業務

調剤業務は薬剤師にとって最も基本的な業務です。電子カルテ等から情報を収集して、間違いのないよう正確に、素早く行うのは基本中の基本ですが、相互作用や飲み合わせを確認したり、おくすりに関するさまざまな不安や疑問を解消するなど、患者様が安全で効果的な薬物治療を受けることができるよう努力しています。

また、診察を終えた患者様が、病院の中で最後に話すスタッフは、薬局の薬剤師です。ひとりひとりが、気持ちの良い接遇をこころがけ、患者様に気持ち良く帰っていただけるように努めています。

調剤業務

調剤業務

注射薬調剤業務

注射薬は、血管内に直接投与されるので、効果が強く出やすく、使い方には特に注意が必要です。処方箋を発行し、配合禁忌(混ぜてはいけない薬)、投与量、投与速度、投与期間などのチェックを行います。内容を確認し、疑わしい点があれば疑義照会をします。

入院患者様への薬剤管理指導をはじめ、病棟での注射薬の管理・運用指導、通院治療室でのがん化学療法にも携わっています。

注射薬調剤業務

注射薬調剤業務

病棟常駐業務

当院では、各病棟に常駐薬剤師を配置し、病棟薬剤業務実施加算を算定しています。これは、薬剤師が病棟において医療従事者の負担軽減および薬物療法の質の向上に資する薬剤関連業務を行っているということです。その業務は多岐にわたり、処方提案や相互作用の確認、投与前に投与薬の患者様への十分な説明、入院時の持参薬の確認などを行っています。

医師へ処方の提案をしたり、カンファレンスに参加したり、回診に同行するなど、医師・看護師・理学療法士などのコメディカルと協働し、質の高い医療をめざして、日々奮闘しています。

病棟常駐業務

病棟常駐業務

服薬指導

入院された患者様またはご家族と面談をし、持参されたお薬、市販されているお薬、健康食品等の内容、服薬の状況を確認し飲み合わせ等の確認をしています。またその際アレルギー歴、副作用歴の確認もしています。

また、入院中に処方されたお薬の飲み方や、効能、注意すべき副作用の説明を行い、効果がきちんとあらわれているか、副作用はあらわれていないかの確認をしています。退院後にもきちんと服用を続けていけるように指導をしています。

服薬指導

薬品管理業務

医薬品は薬局内だけでなく、各病棟や手術室、外来の診察室などすべての部署に配置してあります。使用期限、温度管理が守られているか、厳重な管理が必要な薬が適切に管理されているかを確認しています。

また外来患者様へお薬をお渡しする際に欠品がないように毎日の業務として薬の補充、発注、納品を行っています。安心してお薬を使用していただけるように適切な状態で管理しています。

薬品管理業務

薬品管理業務

DI(医薬品情報)業務

医薬品に関する情報を取り扱う業務です。医薬品を適正かつ安全に使用するためには、投与方法、投与量、副作用、相互作用などの様々な情報を収集し、その情報が適切なものかどうか評価していくことが必要となります。医療機関内で発生した副作用情報の収集も大切な仕事です。

医薬品は、少数の患者様に対して有効性や安全性を確認した上で発売されますが、発売後多くの患者様に使用されることにより、それまで見つけることのできなかった副作用が発現することがあります。それらを病院のコンピューターネットワークを使って発信したり、あるいは院内で発生した副作用報告を行ったりしています。

DI(医薬品情報)業務

チーム医療

感染制御チーム

医師・看護師・薬剤師・検査技師など各々の職能を生かした感染制御チーム(ICT)を結成しています。その中で、薬剤師は感染症サーベイランス、抗菌薬の適正使用推進、教育・啓発活動と職員の衛生管理などに大きく貢献しています。

先輩の声

1人で抱え込まず先輩がフォロー!
新人を全力でバックアップできる体制があります!

入職して良かった点、感動したこと

他職種の同期入職者とも親しくなれていろいろな部署の話も聞くことができ、薬局だけでは得られない情報や知識が得られます。また、先輩薬剤師の皆さんにも気軽に質問できる環境なので、自分だけで解決するのが難しい問題に直面しても、一人で抱え込まずに相談することができてとても心強いです。

早くからいろいろな業務を経験させてもらえて、大変なこともありますがとても勉強になります。

わたしの目標

1.幅広い知識を身に付ける
2.他職種ともっと連携を取れるようになる

就活中の皆様へ

病院薬剤師の業務は、内服調剤だけでなく注射調剤、無菌調剤、化学療法、病棟服薬指導などとたくさんあって毎日大変ですが、とてもやりがいのある仕事です。
他職種との関わりも多く、そこから学ぶこともたくさんあります。病院薬剤師に興味のある方は、ぜひ一度見学に来てください!お待ちしています!!

薬剤師の1日を見てみよう!

8:00
出勤
夜間に使用した薬剤の確認や払い出しの準備。
8:45
薬局朝礼
連絡事項の確認、持ち回りでひと言スピーチも。
9:00
外来調剤、入院臨時調剤、病棟業務(担当制)
処方監査、調剤、調剤監査、窓口対応などさまざまな業務を行い、忙しい時間です。病棟担当の日は病棟に1日上がり、服薬指導などを行います。
12:00
昼食
地下1階の職員食堂を利用することが多いです。
13:30
入院調剤
翌日以降の処方について調剤・監査して病棟に払い出します。新規入院の持参薬の鑑別なども適宜行います。
14:30
注射調剤
翌日分の注射薬剤について調剤・監査、無菌調剤などを行い、病棟ごとに払い出します。
15:30勉強会や委員会への参加など
新規採用薬やそのほかの薬剤について、メーカー勉強会が随時、開かれます。各種委員会にも参加します。
17:00夕診
17:00~19:00までの夕診を受診した患者様の処方について、調剤や監査を行います。

採用実績(卒業校一覧)

  • 近畿大学
  • 愛知学院大学
  • 武庫川女子大学
  • 徳島文理大学
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